58日目 グルジア・クタイシ→バトゥーミ→トルコ・トラブゾン→スィワス
スリコと存分に飲んだせいで,夜中に何度もトイレに起きた(笑)
今日は駆け足のグルジアの旅,最終日!ということで,
今日こそはモツァメタ修道院とゲラティ修道院へ行って観光するぞ!と意気込む。
幸い2日酔いにはなっていなかったので,メディコの朝食も食べられた。
11時ギリギリに行くとマルシュに乗れない可能性が高いと昨日学習したので,
今日こそは早く乗り場についてやる!と思うも,
メディコの『eat!eat!』に流されて&パンがおいしくてなかなか席を立てない(苦笑)
それでも昨日よりは10分以上乗り場に早く着き,
無事にゲラティ行きのマルシュに乗ることができた。
ゲラティまでは直で車で行くことができた。
この修道院はフレスコ画で有名らしい。
というか世界遺産である(らしい)。
確かに内部に施されたフレスコ画はキレイに保存されており,
今まで見たことのある教会とはちょっと異色の雰囲気。
そんなに大きくない修道院だけど,いい雰囲気の修道院だった。
そのゲラティを横目に,今度は歩いて坂を下る。
モツァメタ修道院までは歩いていくかヒッチハイクがBPの主流らしい。
宿の情報ノートに記された手書きの地図をデジカメに収めて,それを見ながら歩く。
今日もとても寒いけど,キレイな川や景色を眺めて歩くのもなかなかいい。
線路に出るまで道があっているのか不安でならなかったし,
グルジアの山道を一人ぼっちで歩く自分が愉快に思えて仕方なかったが,無事線路に出た。
途中,おじさんがグルジア語でたぶん『うちで茶飲んでから行け!』って言ってくれたけど,
そんなに時間があるわけじゃないので断った。
グルジア人は本当にもてなし好きなんだなぁ♪
ちなみに情報ノートによれば線路を歩くのが近道とのこと。
なかなか修道院が見えなくて焦ったけど,ついに到着!!
かれこれ1時間15分くらい,一人であるいてたどり着いた。自分に乾杯!(笑)
こちらも内部に絵があったがどうも新しく見える。
この修道院は遠くからの眺めがいいよ,とおじいちゃんが撮影スポットを教えてくれた。
メインロードへ出て通りすがりのマルシュを待つがなかなか来ない…。
一緒にマルシュを待っていた青年がしびれをきらして,タクシーを止めた。
おいで!と言ってくれたので,相乗りしてスリコの家まで帰る。
ありがとう青年!!
すっかり午後になっちゃったけど,今日は移動日。
残念なことにスリコ・メディコともお別れ。
帰宅した私にメディコがペットボトルを渡してくれて,『ワイン(^^)』という。
帰り際に自家製ワインをくれるなんてスリコ家ならでは!!!(笑)
スリコは仕事に行ってるみたいで,最後に会えなくて残念!と思ったら,
隣の家の庭先で遭遇!!
そして!なぜか!突然被ってた帽子を私にくれた(笑)
スリコ帽子を被ったしぶちか…顔まんまる…(苦笑)
それにしてもまさかスリコから帽子をもらうなんて思っても見なかったから感激!!
日本に帰ったら写真と一緒に何か送ろうかな☆
スリコ帽子はこの旅の大切な宝物の1つになること間違いなし!!
早く行かないとトルコまで行けないわよ!とあきれているメディコにもさよなら。
なんか切ない…洞窟も見れなかったから,やっぱり夏にまた来なきゃだ!!
そんなわけでようやく出発。
クタイシ→バトゥーミとトルコ側へ戻る。
グルジア大好きだけど,本当に最後までガタガタの道を走るマルシュには慣れなかったな…(苦笑)
バトゥーミから国境のサープへ行き,
残った5グルジアラリを使おうと食堂へ。
1ピース3ラリだっていうからオマケして2ピース頂戴♪って言ってみたら,
なんと2枚分のハチャプリが…
めちゃめちゃ物価の安い国だった。。。
というか,満腹すぎて昼ごはんいらないくらいの夕飯と朝食がついてくるから,
宿代と激安の移動費以外にほとんどお金かからなかったな(笑)
国境からトルコのトラブゾンに戻ったのは良いけれど,
(気づいてはいたけれど…)クタイシを出るのがゆっくり過ぎたせいで,
やっぱりカッパドキアにダイレクトに行ける便は今日はもうないらしい。
しかし,グルジア行きを決行したためにトルコの旅がカツカツになって来ているので,
今日のうちに少しでもカッパに近づいておきたいのが本音!
というわけで,スィワスという知らない街を目指して夜行バスに乗ることに!
行き当たりばったり継続中♪
<おまけ>
若かりし頃のスリコ&メディコ☆
スリコは服飾デザイナー,メディコはダンサーだったとか♪